2021年最後の実技講習会を開催いたしました

2021年12月5日(日)

日本統合指圧協会

2021年最後の指圧講習会でした。
  
  
最近の基本指圧応用メソッド直伝会の方針は

臨床でそれぞれ困ってる内容にフォーカスして

『症例検討会』and『復習会』and『新しいアプローチ』

で進行しています。

基本指圧応用メソッド直伝会の受講生から今回上がった質問内容は以下の通りでした。

・寝違いを起こした高齢者に対する指圧

・過敏性腸症候群に対する指圧

・巻き肩に対する指圧

・顎関節症に対する指圧

・開腹手術、内視鏡手術、術後の腹部指圧での対処法

・ぎっくり腰(急性腰椎捻挫)に対する問診とそれぞれの対応法

・ぎっくり腰で洗顔が難しい方への日常でのちょっとした工夫により、QOLが劇的に改善するコツ

新しいアプローチとしては、

①基本指圧の横突起調整法を胸骨、肋骨に対して応用し、縦隔へアプローチする事で、肺、心臓、胸腺などの、呼吸器、循環器、免疫系へアプローチする方法をお伝えしました。

②上腕骨と肩甲骨、鎖骨を連動させながら運動操作と押圧操作を同時に行い、肩関節可動域と胸椎の可動域の向上する方法をお伝えしました。

  
参加者の皆さんからは、すごく臨床で役立つ有意義な講習会だったと喜びの声をいただきました。
  
このまま新型コロナウィルスが落ち着くようであれば、来年度は新規受講生の募集を開始したいと思います。

次回、基本指圧応用メソッド直伝会は2022年1月16日(日)開催予定です。